黒曜石の呪い!?
長野県和田峠 黒曜石
子供の頃に近所の友達が田舎へ遊びにいって持って返ってきた石。
紫と黒のまだら模様があった。どうしてこんなこと覚えているのかな・・・。
「トカチイシ」と呼んでた。
北海道、十勝産黒曜石。
和田峠のものは模様がなく黒一色。塊だとわかりにくいけどやや透明感がある、黒いガラスのような石。破片になるとそれがよくわかる。
石器時代にはこれを削ってヤジリなんかに使ってたんだ。

ここではひどい目にあった。
普段自分が乗っている車じゃなかったがために・・・。
朝、暗いうちに出て、現地につくころは明るい。んでライトを切り忘れた。2時間ほどザクロ石を探して戻って来ると、バッテリーがあがっていた。血の気は引いていく。
冬場は雪に埋もれ、ほとんど車も通らないような峠道なのだが、時期がよかった。自分の車のそばに別の車がとめてあり、たまたま、そばで中年夫婦が山菜を採っていたのだ。
助かった。
ワケをはなしてエンジンをかけてもらおうとお願いした。
が、バッテリーをつなぐ線がない。
じゃ、押しガケしようということになり、そばに落ちていた腐ったワイヤーを拾ってそれで2台をつないだ。引っ張ってエンジンをふかしてみるもののうまくいかない。
結局、ふもとまで乗せてもらい、JAFを呼ぶハメに。
一時間かかると言われた。なんでもいいよ、来てくれりゃ。
夫婦に礼を言い。そこで別れた。
が、ここではじめて気がついた。
車の有る場所まで帰らなくちゃ。JAFが来る前に・・・。
車で15分かけて降りてきた。走ったらどれくらいかかるだろうか?
JAFが到着して、本人がいなければイタズラと思って帰ってしまうかも。
そしたら、オオカミ少年だ。再び呼んでも二度と来てくれなかったりして・・・。
走った・・・。取りあえず走った。
途中、追いぬいていく車に乗せてもらおうと手を挙げたが、無情にもことごとく通りすぎていく。
何台目かでようやく、トラックのアンチャンが止まってくれた。
生まれて初めて、ヒッチハイク?したよ。
峠を上る道中、アンチャンが言った。「あそこに旅館みたいな建物があるよ」
あ!ホントだ。こんな近くに・・・。下まで降りなくてもよかったのか?
とりあえず間に合った。
アンチャンに1000円札を握らせてトラックを降りた。
JAFが来るまで待ち、バッテリーを充電するまでさらに数十分、それから遥かなる家路についた。
黒曜石の話は特にない。沢を探してくれ。(地図は前回載せたので割愛)

